痛くない治療をめざしています
「歯が痛い・しみる、黒く穴が開いている」そんな症状はありませんか? それは虫歯のサインかもしれません。歯がしみる原因には、知覚過敏も考えられますが、どちらの場合も放っておくと症状が悪化します。早期発見・早期治療が大切なので、気になる症状がありましたらお早めに明石市のこどもにやさしい歯医者「原歯科」にご相談ください。
虫歯は放置していても治りません
虫歯とは、お口の中の虫歯菌が糖分を分解して「酸」をつくり、その「酸」が歯を溶かしてしまう病気です。口腔内のPH値(アルカリ性か酸性かを示す数値)は通常6.7程度の弱酸性ですが、糖分やストレスなどの影響により数値が下がります。5.5以下の状態が続くと歯のエナメル質が少しずつ溶け出します。
初期段階では自覚症状がない虫歯。ごく初期の白濁程度の虫歯の場合は、削らずに治ることもありますが、そういったケースは稀です。多くの場合は、放っておくことによりどんどん進行してしまうので自然に治ることはありません。
虫歯は予防と早期発見が大切です
虫歯は、その進行とともに痛みを伴うようになります。治療もどんどん複雑になり、通院回数も増え、費用もかさみます。そのため、虫歯は早期発見・早期治療が大切なのです。
また、虫歯は原因がはっきりしているので、しっかりとした予防によって防ぐことができる感染症です。毎日の歯みがきによるケアと、定期的な歯科医院でのケアを両立することで効果的に予防できます。最低でも半年に1~2回は歯科検診を受診して、お口のチェックと歯のクリーニングを受けましょう。
原歯科の虫歯治療
虫歯はその進行段階によって5つに分けられます。それぞれの段階で症状や治療法が異なります。気になる症状がありましたら、お早めに当院にご相談ください。
虫歯の進行段階 | 症状 | 治療法 |
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C0:歯の表面の虫歯 |
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C1:エナメル質の虫歯 |
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C2:象牙質の虫歯 |
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C3:神経の虫歯 |
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C4:歯根に達した虫歯 |
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痛くない治療をめざしています
一般的に「虫歯の治療は痛い」というイメージがあるでしょう。しかし「痛そうだから……」といって治療を先延ばしにしてしまうと、虫歯はどんどん悪化します。科学技術の進歩と同様に、歯科医療も日々進化しており、なるべく痛みが出ない治療「無痛治療」も発達してきました。
当院では「無痛治療」の一環として麻酔に工夫する「なるべく痛くない治療」を行っています。患者さんの痛みを軽減できるように「表面麻酔」と「電動麻酔器」を採用しています。
電動麻酔器
電動麻酔器を使用して麻酔液を一定速度でゆっくり注入することで圧痛を抑制します。また細い針の使用により痛みを緩和します。
表面麻酔
麻酔の注射針を刺す前に、麻酔効果のあるゼリーを塗り、刺すときの痛みを軽減します。
虫歯を防ぐために大切なことは、口の中を常にきれいにしておくことです。とくに睡眠中は唾液の分泌量が著しく低下するため虫歯になりやすいので、寝る前には歯みがきでしっかり汚れを落としておきましょう。また日々の生活の中で、口の中に食べものがない時間を増やすことも大切です。唾液の洗浄作用によって歯の再石灰化を促すためにも、長時間にわたってダラダラとおかしなどを食べ続けることは控えましょう。